先日、専科の松本悠里(まつもと・ゆり)さんが退団を発表されました。
予想していなかっただけに衝撃的で……、思わず「嘘でしょ?!」と声を出してしまいました。
今回は、松本悠里さんの退団時期やコメントなどをご紹介します。
専科・松本悠里さん退団発表
退団が発表されたのは、2020年9月7日。
出演予定の月組公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-/ピがール狂騒曲』の東京宝塚劇場公演千秋楽をもって退団されるようです。
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
専科(特別顧問)
松本 悠里
2021年1月3日(月組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団(出典:宝塚歌劇団HP)
専科・松本悠里さんのプロフィールは?
宝塚歌劇専科の松本悠里、2021年1月に月組公演で退団(コメントあり)https://t.co/TMm0BPnL43
— ステージナタリー (@stage_natalie) September 7, 2020
松本悠里さんは、1957年に宝塚歌劇団に入団した44期生です。
誕生日:9月19日
出身:神奈川県鎌倉市
出身校:松蔭女子学院
身長:159cm
愛称:ミエコ
1958年に雪組に配属、1974年に舞踊専科へ異動しています。
1989年には、戦後に入団した生徒としては初めて劇団理事に。
2019年6月1日付で、30年間務めた理事を退任し、劇団特別顧問に就任しています。
日本舞踊の名手として知られている松本悠里さん。
現役の生徒はもちろん、ファンからも、「ミエコ先生」や「松本先生」と呼ばれているレジェンド的存在です。
日本物レビューに欠かせないタカラジェンヌとして長年活躍してきたミエコ先生。
まさか研究科64年で退団……。
もちろん、現役タカラジェンヌのなかで最上級生です。
年数を考えると改めてすごいですね。
スミレコードがあるので年齢のことを計算するのは野暮ですが、80歳前後でしょうか。
最近だと、宙組公演『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』への出演が印象的でした。
(セリフには賛否両論ありましたが、美しい舞を披露されてました……)
現実離れしていて、本当に実在さているのだろうか……?と思ってしまうようなミエコ先生の踊り。フェアリーというより、まさに天女さまというイメージがあります。
ミエコ先生を舞台で拝見すると、「あぁ宝塚の日本物レビューを観たんだな!」という気持ちになっていたので、退団はどうしても寂しいです。
専科・松本悠里さんの退団理由は?
宝塚 専科の松本悠里が来年1月で退団…海外公演最多9回、昨年まで30年間理事/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/0Q8btWp82y @Daily_Onlineより
— タカラヅカ歌劇ポータル (@zukazuka_info) September 7, 2020
なぜこのタイミングでの退団だったのか……というのが気になるところ。
9度にわたる海外公演に参加させて頂き、多くの国・都市で公演をし、国際親善と文化交流を果たすことができ、また海外での公演を経験させて頂いたことで、あらためて宝塚歌劇団のすばらしさに気付かされました。100周年をお祝いし、すばらしい思い出を胸に卒業できることを幸せに思います
(出典:デイリー)
特に理由は語っていませんが、このようなコメントを寄せています。
にしても9度の海外公演参加ってすごくないですか?
春日野八千代さんのように人生最後の日まで宝塚にいてくれるのでは?と勝手に思っていたのですが、長年舞台に立ち、自分の技術を磨いてきたからこそ区切りをつけて卒業を選ぶ、というのも一つの道なのかもしれません。
松本悠里さんのサヨナラ公演をお見逃しなく!
松本悠里さんのサヨナラ公演となる月組公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-/ピがール狂騒曲』の公演日程は、
・2020年9月25日(金)〜11月1日(日) 宝塚大劇場公演
・2020年11月20日(金)~2021年1月3日(日) 東京宝塚劇場公演
です。
ミエコ先生は、植田紳爾先生が演出を担当する 『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』に特別出演します。
タカラジェンヌとして出演する最後の日本物レビューで、有終の美を飾ってくれるのではないでしょうか。
これからどのような状況になっていくかは分かりませんが、とにかく無事に千秋楽まで幕が開くことを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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